読書記録〜老後貧乏にならないためのお金の法則
田村正之さんの著書です。
今回、私がこの本を読んで新たに得た知識は、
コアサテライト戦略
高額療養制度
についてです。
この本で、初めて購買力平価という言葉を知りました。
購買力平価とは、インフレ率の高い国では、モノの値段がどんどん上がるため、同じお金で買えるモノの量が減っていき、通貨の価値が下がるというもの。インフレ国の通貨は安くなり、デフレの国の通貨は安くなる。
為替相場は、短期は金利、中期は貿易収支、長期はインフレ率格差つまり購買力平価で動く。
消しゴムの値段を例に分かりやすく説明されていて、購買力平価について理解することが出来ました。
次は、コアサテライト戦略。
コア部分に、『長期、分散、積み立て、低コスト』の投資を、サテライトで、個別株、金、アクティブ型投資信託、為替商品などに投資をするというもの。
この戦略が今の私にはしっくりいくなと感じ、この戦略でやっていこうと思いました。
投資は他人と比べるものでもありませんし、こうでなければならないというルールがあるわけでもない。
自分に合うやり方でやっていくのが1番良いのではないか?と私は思います。
私は、コア部分はインデックス投資で、サテライトで個別株を。
大切なのは、サテライトがコアにならないようにすること。
これを守って、息長く相場に居続けようよ思います。
最後は、高額療養制度について。
これは、70歳未満の場合、70歳以上の場合、高額医療と高額介護合算制度について書かれていました。
私は、保険は必要最低限なのですが、両親は民間の保険にも入っているので、見直しをする時の参考にしたいと。
70歳以上だと優遇もあり、民間医療保険は要らないのではと感じました。
保険は、まず、国の制度を学び、家族構成等に応じて足りない部分を民間保険で補う。
この考え方が大切だと思いました。
田村さんの『人生100年時代の年金戦略』も老後を考える上で参考になります。
https://bulesky-sunflower.hatenablog.com/entry/2021/03/03/190624