読書記録〜生き方 人間として一番大切なこと
日本の実業家で、京セラ、第二電電(現・KDDI)の創設者である稲盛和夫さんの著書です。
今年の春に1つ会社でのポジションが上がり、部下が増えたので、本に書かれた稲盛さんの言葉が胸に突き刺さりました。
私が特に印象に残っている言葉を3つ選ぶとすれば
○人の上に立つ者は才覚よりも人格が問
われる
○1日1日をど真剣に生きる
○運命は宿命にあらず、因果応報の法則
によって変えることができる
です。
まずは、『人の上に立つ者は才覚よりも人格が問われる』
私の会社は、試験の結果で上に上がっていきます。
そのためか、幹部に全体的に人格者が少ないように感じますし、自己保身的な人が多く、人としての魅力を感じない。
ちょっと残念に思います。
私も少人数ですが部下ができたので、
謙虚な気持ち、内省する心、私を抑制す
る克己心、正義を重んじる勇気、自分を
磨きつづける慈悲の心
を持ち、人間として正しい生き方が出来る様に努めたいと思いました。
そのためにも、心を磨く『六つの精進』を実践いこうと思います。
次は『1日1日をど真剣に生きる』
私は仕事で懸命に努力しても結果が出ずに、めげそうになる時
きっと神様が助けてくれる、神様は見て
るはず
と言い聞かせ、努力を続けるようにしています。
これまで最後には努力が報われる結果をもらっています。
だから
困難なことであっても、そこから逃げず
に真正面から愚直に取り組む姿勢を持つ
こと=1日1日をど真剣に生きる
という言葉がすっーと胸に入ってきました。
必死に、本気で、懸命に毎日の生活や仕事をこなしていきたいと思います。
最後は、『運命は宿命にあらず、因果応報の法則によって変えることができる』
人生には二つの見えざる手があり、1つは運命、もう一つは因果応報の法則である。
因果応報の法則は、運命の持つ力をわずかに上回っていて、もって生まれた運命でさえも因果応報の法則を使うことで変えられる。
私は良いことをすれば良い結果が生じ、悪いことをすれば悪い結果が生まれるという因果応報を信じているので、運命すらも変えられるなら、結果を焦らずに、人として正しいこと、他者の役に立つことをしていこうと思いました。